主な特長
多品種少量生産から中品種中量生産まで各種生産形態に対応します。
- 「プロアクティブスケジューリング」の採用でリスクの事前予知
生産リスクを事前に予知、対処することで 生産が止まる / 遅れる を回避します。
システムのデータを収集、見える化を通じて、作業者が分析、カイゼンすることをサポートします。
- 機械の工具マガジンとシステム外にある工具棚などの工具を一元管理します。
プロアクティブスケジューリング
プロアクティブは、Pro-(前に)と active(活動的な)を組み合わせた言葉で、予測して行動することを意味します。
下記のように可視化されたスケジュールには、2つの効果があります。
- 問題の未然防止 : 予測して事前に対策を講じることで問題を解決
- 効果的な行動 : 今後の生産スケジュールを見越した行動が可能

スケジュール画面
- 段取りステーション、加工機ごとのスケジュールをパレット単位で表示
- 加工日程、部品、工程、工具などの詳細情報をパレット単位で確認
- 警告パレット(赤)は、対処すべき問題と作業内容を表示
スキップモード(特許出願中)
自動運転中に工具不足で加工中断するパレットが発生した場合、そのパレットはスケジュールをスキップし、他のパレットを自動でスケジュールします。オペレータが不在時でも生産の遅れを回避できます。
ダッシュボード
- 加工機、搬送車、パレットストッカなどの稼働状況を一覧表示
- 各項目の大きさ、レイアウトを自由に設定可能(ウィジェット)
- 任意の項目をスライドショー表示
インサイト
加工機や生産システムから収集したデータを可視化することで、非効率な工程を分析し、課題を明らかにし、カイゼンをサポートする機能です。
インサイトのポータル画面から項目ごとに課題を見つけることが可能です。
NCプログラム分析画面
加工時間(実績)が標準時間(見積)と大幅に異なった場合、何が起きたのか、状況を確認して対策することができます。
- アラーム(加工停止時間、復旧時間、再開時間)
- 送りオーバライドの変更
- オペレータコールへの対応
この他にも 部品加工時間分析、段取り時間分析、工具入出庫分析機能などがあります。