EDNC20

NC放電加工機

EDNC20

NC放電加工機

樹脂成型品のコア側に多数配置されているリブ形状。これの加工が金型製作のリードタイムを短縮するキーポイントです。本機には、新たにH.E.A.T. テクノロジーを搭載して、リブ加工の高速化を図りました。

特長・仕様

本機には最適な生産性が得られるH.E.A.T.テクノロジーが組み込まれています。Hyper-Cutは、単位時間あたりの放電エネルギーを増やす制御技術です。放電状態を正確に検出することで、異常放電の発生率を低減します。スーパースパークは、電極、ワーク材質を問わず荒加工時間を短縮する制御技術です。Hyper-Cutとの併用により更に加工時間を短縮します。リブ加工の高速化を実現するため、Z軸のジャンプ機能を大幅に強化しました。20 m/minの高速ジャンプ(HS-Rib)が加工くずを効果的に排出して、加工時間を短縮します。これにより加工時間の短縮と電極消耗の低減を大幅に向上することができます。

高剛性の機械構造により、長期にわたり精度を維持します。テーブルが固定され主軸側がXYZ軸を動かす構造です。大物工作物を積載しても、主軸姿勢は変化しません。機械本体と加工液タンク一体構造の採用により、熱変位抑制と省スペースを実現しています。

制御装置はマキノのHyper iを搭載しています。スマートフォンやタブレット端末で使われている最新技術を用いて、シンプルで自然な操作感覚を実現しています。  - 詳しくはこちら -
 

加工事例の紹介動画

テーブル作業面の大きさ: 2500 × 1300 mm
X軸: 2000 mm Y軸: 700 mm Z軸: 800 mm

早送り速度

5000 mm/min

最大積載質量

10000 kg

加工槽内寸(幅×奥行×高さ)

2800 × 1800 × 1050 mm

HS-Rib

最大電極質量

2.5 / 500 kg(制限なし / あり)

ATC本数

特別仕様:8、 16、 32 本

使用可能な電極径

Φ400 mm(制限あり)

仕様により異なりますので、詳細は必ずお問い合わせください。

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